ワキガ対策 コラージュフルフル石鹸
ワキガ臭に効果のある石鹸の数はそれほど多くはありません。コラージュフルフル石鹸は殺菌効果があり、体臭や皮膚病に効果があるとされている石鹸です。
殺菌作用があるため、ワキガ臭を抑える効果が期待できるものの、 公式サイトを見てもコラージュフルフルとワキガ臭に関しては触れられていません。
しかし、コラージュフルフルを使用してワキガ臭が軽減したという声が多数あります。
ここではコラージュフルフルがワキガ臭に効果があるのかと、 コラージュフルフルの特徴、有効成分、製品の種類などについて紹介しています。
コラージュフルフルの特徴
コラージュフルフルはフケに効くシャンプーが有名ですが、 石鹸もシャンプー同様、殺菌、抗カビによって体臭やカビの繁殖を抑えることを売りとしています。ワキガ臭に対しては明確に触れられていないものの、 ワキガの元となる細菌(※)に対し、殺菌効果を謳っている数少ない石鹸です。
そのため、ワキガの臭いを軽減する効果が期待できます。
以下、有効成分にて詳しく紹介しています。
※ワキガの原因菌であるコリネバクテリウムに対する殺菌効果でなく、 大腸菌や体臭の原因である黄色ブドウ球菌などに対する殺菌効果があるとされています。
しかし、コリネバクテリウムなどワキガの原因菌も大腸菌や黄色ブドウ球菌と同じ細菌類であるため、 ワキガの原因菌に対しても、一定の殺菌効果が見込まれます。
コラージュフルフルがなぜワキガに効果があるのか、有効成分
コラージュフルフルのワキガへの効果は殺菌による臭いの軽減です。具体的な有効成分とワキガへの効果について紹介しています。
トリクロサン
コラージュフルフルの2大有効成分の一つで、細菌の殺菌剤と使われています。細菌の中でもグラム陽性菌に対する殺菌力が強いため、ワキガの原因菌もグラム陽性菌であることから、 ワキガ臭の軽減が大いに期待できます。
また、トリクロサンは殺菌だけでなく、その後の菌の増殖を抑える静菌作用もあり、 一度使用すると一定期間抗菌効果が持続し、ワキガの原因菌の増殖を抑えてくれます。
かつて米国において、トリクロサンの人体、特に筋肉への危険性が囁かれたこともありましたが、 明確な因果関係が無いと結論付けられており安心です。
ミコナゾール硝酸塩
コラージュフルフルの2大有効成分の一つです。ミコナゾール硝酸塩は真菌に効果のある成分ですが、ワキガの原因菌は真菌ではなく、細菌のため、 残念ながらこの成分はワキガ臭の軽減にはほとんど効果を期待できません。
その他成分
その他成分は界面活性剤である「アルキルカルボキシメチルヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン」や「ラウロイルメチル-β-アラニンNa液」、安定剤の「ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド」などが使用されています。その他成分で特に注目すべきは「無水クエン酸」および「クエン酸Na」です。
クエン酸には殺菌効果はないものの、クエン酸は酸性のため、細菌の増殖を抑制する効果があり、 ワキガの原因菌の増殖を抑える効果が期待できます。
また、加齢臭の元とされるノネナールにも効果があるようです。
コラージュフルフルには2種類の石鹸があるので注意が必要
コラージュフルフル石鹸は肌の状態(オイリー、ドライ)、形状(液体石鹸、固形石鹸、泡石鹸)、詰替え用など、 数十種類販売されていますが、ワキガ対策の石鹸として見た場合、ワキガに効くタイプと、関係ないタイプに分別されます。もちろん、ワキガ対策として利用するのはワキガに効果のあるタイプなのですが、 コラージュフルフルという商品は持田ヘルスケア株式会社の登録商標、製造のため、 どちらもパッケージが似ています。
一方は低刺激性石鹸をコンセプトに「コラージュ石鹸」(フルフルという語彙が使われないことに注目)として、 もう一方は「コラージュフルフル石鹸」として臭いやカビの防止用として販売されていますので、 ワキガ対策に使う場合は「コラージュフルフル石鹸」をご使用下さい。
頭皮のワキガ臭にはシャンプーが効果あり
ワキガ臭を発する部位の一つに頭皮があります。理由は頭皮にもアポクリン腺があり、脇と同様のメカニズムで臭いを発するからです。
コラージュフルフルシリーズはシャンプーも販売されており、 有効成分は石鹸と同じため、頭皮のワキガ臭を抑えるのに効果があります。
ワキガ対策 コラージュフルフル石鹸 先頭へ |
<< ワキガ対策 柿渋石鹸 |
ワキガ対策 ミューズ石鹸 >> |
メニュー・目次へ |