便秘とワキガ
便秘になるとワキガ以外の様々な体臭が出やすくなります。原因は便として排出されるべきものが腸の内部に長時間貯まることにより、 腸内部で便が腐り、腐敗ガスを発生させるからです。
この臭いはワキガとどのような関係があるのでしょうか、 便秘とワキガの関係について紹介しています。
便秘から発生する体臭は便臭であり、ワキガ臭ではない
便秘になるとウエルシュ菌と言われる悪玉菌が増加し、大腸内にインドール、アンモニア、スカトールなどのガスが発生します。 その臭いは血液へと遷移し、最終的には呼気や汗を通じて体の外に出て、便独特の臭いを発します。呼気以外にも体臭、特に汗を通じて臭いを発するため、ワキガと間違えられることもありますが、 ワキガ臭ではありません。 その証拠に、腸内に善玉菌が増え、便秘が治るとほとんど自然に臭いはなくなります。
便秘とワキガは関係ある
便秘、すなわち便の腐敗臭が直接ワキガ臭の原因になることはありませんが、 そもそもの臭いの元となるこの便秘、腐敗臭は食べ物から発生します。そして、便秘を引き起こす食べ物の多くは便秘だけでなく、ワキガ臭を強くするという性質があります。
便秘の原因となる食べ物はワキガ臭を強くする
便秘の原因は消化しにく食べ物と大腸の機能低下が原因です。そして、この消化しにくい食べ物の代表が、脂質や動物性タンパク質といったワキガ臭を強める食べ物です。
どちらも便秘になりやすいだけでなく、アポクリン腺の活動を活性化し、アポクリン腺からの分泌物を増やし、 ワキガの原因菌が住みやすい環境を作ります。
つまり、便秘の元となる食べ物の多くはワキガ臭を強くする働きがあります。
便臭と混ざることで更にワキガ臭が強くなる
臭いの強さや臭いそのものを決めるのは1つの物質ではありません。様々な臭いが混ざって初めて一つの臭いが作られます。
人はコーヒーの臭いを語るとき、単純に「コーヒーの香り」と表現しますが、 コーヒーの香りは500種類以上の匂い成分から作られています。
様々な成分が、様々な分量で交じり、個人の感覚依存が大きい「匂い」として認識されます。
コーヒーの匂い同様、ワキガの臭いも様々な物質の臭いによって作られますが、 ここに便秘による便臭が混ざることで更に強い臭いになってしまうことがあります。
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