ワキガ対策【一般・市販品】

ワキガ対策 お風呂

ワキガに効くお風呂 6つのコツ

ワキガとお風呂
お風呂に入って、しっかり汗を出し綺麗に体を洗えばワキガ臭が一日で治るということはありません。
しかし、 お風呂の入り方を少し変えたり、お風呂を工夫したり、 お風呂で使う洗浄グッズを見直せば、今ある体臭をリセットするだけでなく、 日常生活におけるワキガ臭を抑える効果も十分期待できます。

また、お風呂は毎日はいる人が多いため、 良いお風呂の習慣を続けると、体質の変化が変化し、 少しづつ体臭が減っていくことも期待できます。

ここでは、臭いをリセットしたり、抑えるお風呂の入り方やお風呂の作り方について、 ちょっとしたコツを紹介しています。

1.半身浴でしっかり汗を出し、原因菌が住みにくい環境を作る

ワキガ臭を抑えるのに、最も良いお風呂の入り方は半身浴などでしっかり汗をかくことです。
運動の頁でも紹介しましたが、普段からしっかり汗をかくことで、 重炭酸イオンが少ない酸性の汗をかきやすくなり、 脇の下をワキガの原因菌が繁殖しやすいアルカリ性の環境から、酸性の環境に変えることができるからです。

もちろん、入浴によってかいた汗はその後しっかりと綺麗にする必要はありますが、 日常生活で出る汗の性質が変わることで、ワキガの原因菌が繁殖しにくい体質になります。

2.変わり種風呂で原因菌を殺菌する

半身浴でしっかりお風呂に入り、体を洗った後、最後に浸かるお風呂に ワキガの原因菌に効果のある成分を入れることで、お風呂あがりの脇だけでなく、 簡単に体全体の臭いを抑えることができます。

特にワキガになりやすい部位は体の様々な場所にあるため、脇以外の臭いがする人には効果的です。

重曹風呂

重曹で作るお風呂です。
天然の温泉でも美肌効果が謳われる重曹は、 ワキガの原因菌が住み着きやすい古い角質を溶解、除去し、肌を滑らかにしてくれるだけでなく、 ワキガの原因となる脂質、タンパク質の除去などの効果があります。
また、重曹は血管を拡張し、血行を促進する働きがあるため、嫌な汗の臭いも防止してくれます。

重曹の毒性は低いため、容量は個人の好みで問題ありませんが、 天然の重曹温泉の定義は水10リットルあたり、重曹3.4g以上が必要のため、 一般家庭のお風呂約100リットルなら、34グラム、つまり大さじ3程度(粉末重曹大さじ1杯あたり11g計算)で天然温泉と同じ効果を期待できます。

重曹風呂で驚くほど体臭が減ったする報告もいくつか見られます。

ミョウバン風呂

ミョウバンは古くから体臭予防薬として使われたきた天然鉱物です。
そして現在では、ワキガに最も効果が高い物質としても定着してきました。
ミョウバンは毛穴を引き締め汗を抑制するだけでなく、アポクリン腺のタンパク質を固まらせ、 分泌されないようにする働きや汗の臭いそのものの消臭にも効果があります。
ミョウバン風呂は、ワキガだけでなく、 加齢臭やアトピーなど肌の弱い子供のアセモや湿疹に役立ちます。 お風呂あがりに、洗い流さず出ることで、ミョウバンの効果が持続します。 作り方も簡単で、お風呂約100リットルならミョウバン1~2g程度で効果があります。 (ミョウバン原液を使いたい場合はミョウバン原液30~60ミリリットルに相当します。)

お酢風呂

お酢のお風呂もワキガ、体臭に効果的です。 お酢のクエン酸効果により、体臭を抑える働きがあります。 作り方はお風呂100リットルに、お酢100ml程度です。

3.洗い方:アポクリン腺の分泌物を出す

アポクリン腺には脂質やタンパク質となど、ワキガの原因となる物質がたまっており、 これら物質が人のストレスによる筋肉の収縮によって放出されます。
洗い方としては、この脂質やタンパク質をお昼の生活で出す前に、 先にお風呂で出しておこうとする発想です。

やさしく脇の下の皮膚をつまんであげると、ニュルっとした皮脂がでることがあります。 お風呂でこのニュルっとした皮脂を出した、あるいは、 皮脂腺やアポクリン腺の中にたまった分泌物を絞りだすようにもみ洗いをした結果、 ワキガの臭いが大幅に軽減した、という声も多数聞かれます。

もちろん、毛穴にはアポクリン腺以外に皮脂腺もあり、このニュルっとした物質は皮脂腺の皮脂かもしれません。 しかし、ワキガを含め、体臭は様々な臭いの集合体であることを考えると、 皮脂、特に酸化した皮脂は臭いを放つことを考えると、この方法はワキガ臭を抑える良い方法なのかもしれません。

ただし、人によっては毛穴の大きさが大きくなったという人もいるため、 頻繁にやったり、強く実施するのは避けたほうが良いかもしれません。

4.洗い方:原因菌が住みにくい環境を作る

洗い方は脇の下をしっかりと洗うことです。 これはタオルで皮膚の表面をゴシゴシすると、皮膚を傷つけ、肌が荒れ、 原因菌が住み着きやすい環境を作るため逆効果です。
余分な垢や皮脂をしっかり落とすが、肌を傷つけないよう、 ナイロン性のタオルやスポンジは避け、天然繊維のものを使うか、 デリケートな部分だけに、手洗いでも良いでしょう。

5.洗い方:石鹸をワキガに効果のあるものに変える

柿渋石鹸

最も有名な体臭予防石鹸です。
ワキガ臭だけでなく、加齢臭、足の臭い、その他の体臭を抑える効果もあります。
柿渋石鹸の有効成分は、柿渋タンニンです。 柿渋タンニンは、緑茶の10倍、ワインの30倍といわれるポリフェノールを含有し、 このポリフェノールが悪臭成分をつかまえ、強い消臭効果を発揮します。

薬用石鹸

薬用石鹸は様々な細菌に対して、減菌、殺菌効果があります。
ワキガの原因は原因菌が発する揮発性物質の臭いなので、細菌を殺して少しでも減らすことはある意味理にかなっています。
特に薬用石鹸では、ミューズとコラージュフルフル石鹸の評判が高いようです。
ここでもゴシゴシ洗うのではなく、石鹸の泡だけで洗ったり、 泡をつけたまま放置するのが効果的なようです。

毛穴クリア用石鹸

洗顔フォームなどで使われる毛穴を綺麗にする石鹸を使います。
理由はワキガの原因となる分泌物、および、原因菌の両方が毛穴に集中しているためです。
この原因となる毛穴を綺麗にすることでアポクリン腺の分泌物を毛穴の奥まで綺麗にするだけでなく、 毛穴の表面付近にいる原因菌を退治することができます。
もちろん、薬用であればさらに効果が高くなります。

6.風呂上がり

お風呂で体を温めてからすぐに出てしまうと、お風呂後の汗が止まらず、 せっかく綺麗にした体がまた汗で汚れてしまいます。
特に暑い夏場だと、人によってはお風呂に入っている時以上の汗をかきます。
お風呂の最後は冷水でしめ、汗をかきにくい状態にして上がることで、 きれいな状態を保つことができます。


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