ワキガ対策市販品一覧
制汗、抗酸化、殺菌です。
しかし、 この３種類の効果を出すために、様々な成分や知恵が使われています。
ここでは一般論としての消臭とワキガ対策の消臭の違い、 有名なワキガ対策グッズとその主成分、 さらに、それぞれの大きな特徴について紹介しています。
一般の消臭グッズとワキガ対策の消臭グッズの違い
一般の体臭防止方法は概ね以下のようになっています。- 殺菌・・・臭いの元となる原因菌を殺す、発生を抑制する
- 栄養・・・臭いの元になる皮脂や栄養素の発生・変形を抑制する
- 制汗・・・汗をかきにくくする、汗が出てもすぐに乾かす
- 消臭・・・発生してしまった臭いを分解、除去する
- 隠す・・・他の臭いと混ぜることで元の臭いを変形させる、ごまかす
これをワキガ対策に置き換えた場合、「消臭」と「隠す」という行為はほとんど不可能になります。
理由はワキガの臭いに個人差があるように、ワキガ臭は様々な臭いが混ざった結果であるため、その臭いを消臭することは難しいからです。 また、香水でごまかしたり、足の臭いのように靴を履いている間は大丈夫といった隠すという方法も脇の下という位置上、不可能になっています。
つまり、ワキガ対策をする場合、
- ワキガの原因となるアポクリン腺の汗の分泌を抑える
- ワキガの原因菌を殺菌・抗菌する
- エクリン腺の汗を抑えて臭いの拡散を防止する
ワキガ対策グッズ一覧
上記を元にワキガ対策グッズを分類すると、3つに分けられるのですが、 ミョウバンと重曹はその効果・効能が多岐に渡るため、それぞれを分類という形式とし、 4つに分けています。| 分類 | 商品名 | 主成分 | 詳細紹介ページ |
| 制汗・収斂 | 塩化アルミニウム | 塩化アルミニウム | 塩化アルミニウムの詳細はこちら |
| オドレミン | 塩化アルミニウム | ||
| シークレット | アルミニウムジルコニウムトリクロロハイドレックスグリシン | ||
| スピードスティック | アルミニウムジルコニウムテトラクロロハイドレックス | ||
| ミョウバン | ミョウバン | ミョウバン | ミョウバン水の詳細はこちら |
| デオ・クリスタル | アルム石(ミョウバン) | ||
| 重曹 | 重曹 | 重曹 | 重曹の詳細はこちら |
| 殺菌・抗菌 | 渋柿石鹸 | カキタンニン | 柿渋石鹸の詳細はこちら |
| コラージュフルフルフル石鹸 | トリクロサン | コラージュフルフル石鹸の詳細はこちら | |
| 薬用石鹸ミューズ | トリクロサン、トリクロカルバン | 薬用石鹸ミューズの詳細はこちら | |
| Hミッテル | イソプロピルメチルフェノール パラフェノールスルホン酸亜鉛 |
Hミッテルの詳細はこちら | |
| 資生堂AG+ | 銀イオン | 資生堂AG+の詳細はこちら | |
| アルコール消毒 | エタノール、イソプロピルアルコール | アルコール消毒の詳細はこちら | |
| レクソーナ | クロルヒドロキシai | ||
| オロナイン | クロルヘキシジングルコン酸塩液 | ||
| etiaxil | 変形アルコール | ||
| クレベリン | 二酸化塩素 | ||
| 塩化ベンザルコニウム | 塩化ベンザルコニウム | ||
ワキガ対策グッズの選び方
ワキガの臭いの種類、強さ、臭うタイミング、ワキガ臭に対する目的など人によってワキガの状況が異なります。そのため、ベストなワキガ対策グッズを言い切ることはできません。
ワキガ臭そのものは軽いものの、汗を非常にかいた時だけ臭いが拡散しやすい人は、 制汗作用のあるワキガ対策グッズが良いかもしれません。
臭いがきつく、常に臭っている人は原因そのものに対策をしたほうがよいかもしれません。
また、同じ抗菌作用があるものでも、ワキガの原因菌の種類によっては、 銀イオンは効果があるが、エタノールは効果がない、 あるいは、エタノールは効果はあるが副作用が心配など、他の副次的要因も関係するかもしれません
さらに、ミョウバンや重曹など使用方法が複数ある場合、ミョウバン風呂は効かないけれど、 ミョウバンパウダーは効果があるなど、同じ成分でも使用方法で効果が別れることもあります。
いろいろ試していただき、自分にとってベストなワキガ対策グッズを見つけて戴くことが、 最も良い方法だと思います。
ただ、非常に安価で非常に効果が高い「ミョウバン」はワキガに悩む人には一度お試し頂きたい方法です。
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